取りこぼしなし!茹で松葉ガニを上手に食べよう

ハサミでストレスフリーに


冬の味覚、松葉ガニ。毎年リピートする方がいる一方、身の出し方がわからない、食べるのに手間がかかる…と、なかなか手が出ない方もいるのではないでしょうか。


殻の固い松葉ガニほど身の入りが良いと言われています。でもコツをつかめばその固い殻からも身を上手に取り出すことができます。ポイントは食べやすさを考えて切り込みを入れることです。料理やさんでは切り口がきれいになるので包丁を使いますが、家庭でならハサミがおススメです。カニ用のハサミは力が入れやすく、大小のサイズがあります。大きなものは解体や銅の部分に、小さくさきっぽが丸いものは細い脚の部分に使いやすいです。100円ショップでも販売していますので購入してはいかがでしょうか。


道具

産地直送の茹で松葉ガニを購入したら、以下の手順でお試しください。意外と簡単ですよ。


胴体をさばいて絶品味噌を取り出す


カニは胴体、脚、爪(ハサミ)大きく分けて3つの部位に分かれています。この部位を解体し、中から身を取り出しやすいように切り込みを入れます。茹でガニは脚だけではなく、胴体の中に詰まっているカニ味噌も絶品です。カニ味噌は身を絡めて食べたり、酒を入れて溶かして飲むのもおすすめです。味噌はこぼさないように取り出しましょう。


マツバガニ

1.まず胴体と脚を切り離す。


付け根にある柔らかい関節部分にハサミを入れる。

 
解体

2.腹側にある三角の部分(ふんどし)を外す。


解体2

3.そこから胴体を半分に切る。


解体3

4.カニ味噌が流れないように甲羅を下にしたまま胴体を取り出す。


解体4

5.甲羅に残っている内臓等を取り除き(内側付着する薄皮は食べられる)


 胴体についているカニ味噌を甲羅に出す。


解体5

6.ふんどしにも味噌がついているので甲羅に出す。


このように甲羅の中に味噌だけを取り出したら、そのまま食べても、また、ほぐした身やお酒を入れても美味しくいただけます。


子どもも食べやすい脚の切り込み


固い殻に事前に切り込みを入れておけば、食べやすく、子どもも手を借りずに一人で食べることができます。脚から身を取り出すときはカニスプーンやフォークを使うと便利です。食べることに集中するために下準備をしておきましょう。


7.胴体から食べれない部分を取り除く。


エラを一本ずつ根元から外す。薄皮、あごも外す。脚の付け根にあるガニを取る。


解体6

8.殻をむきやすくするために脚の関節で切り分ける。


解体7

9.太い脚は立てて包丁で半分に切る。


細い脚も同様にまたは両側面にハサミで切れ目を入れる。


解体8
解体9

10.親爪を脚から外す。爪の可動部分の根元に切れ目を入れる。


解体10

11.親爪の下の脚は両サイドにハサミで切り込みを入れる。


解体11

12.親爪もハサミで両サイドに切り込みを入れて殻を外す。


解体12
解体13

これで脚の殻から身を取り出しやすくできました。さらに胴体の身を取り出しやすくするため切り込みを入れます。


13.胴体を水平方向に切る。


解体14

14.中の身が現れる。脚の付け根の部分にはたくさん身が詰まっているので別の器に取り出すか、甲羅の中の味噌と和える。


切り込みを入れたカニと甲羅に入れた味噌をお皿の上にならべ、一人一人のカニスプーンを用意しましょう。身の取りこぼしを最低限に抑えて、しっかりとした身と奥深い味わいを、あますことなく堪能してくださいね。


解体15
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