梨の産地と言えば・・!?

鳥取県は何番目!?


「梨の産地と言えば!?」・・福島?鳥取?千葉?山梨?など、いろんな県名があがります。それもそのはず、全国の梨の生産は6つの県に代表されます。一位:千葉県、二位:茨城県、三位:栃木県、四位:福島県、四位:鳥取県、六位:長野県の順に僅差でシェアしているのです(H30年産収穫量)。


鳥取産の梨

鳥取県は四位ではあるものの、西日本代表する梨の産地であることがわかります。山陰地方特有の傾斜地は水はけがよく梨の栽培に好都合なのです。また、肥沃な土地と昼夜の温度差もあって、高品質な梨ができるのです。


二十世紀梨だけじゃない!新世代の梨


100年の歴史をもつ「二十世紀梨」があるからこそ、鳥取県が梨の名産地になりました。しかし、2000年頃から生産状況は少しずつ変化しています。梨の栽培には好都合であった「傾斜地」であることが問題になっているのです。


農業の機械化が進む中、傾斜地には機械が入れないのです。また、「二十世紀梨」は他の品種に比べ、袋がけ作業が2回もあり、栽培にはとても手間がかかります。


鳥取産の梨

農家さんの高齢化、後継者不足、梨の木の老木化など問題点は増える一方です。さらに追い討ちをかけるように梨の市場価格が下がったことも変化のきっかけになりました。そこで、鳥取県園芸試験場は二十世紀梨と収穫期が異なり、しかも高糖度・高単価を見込める新品種を作りました。それが「赤梨」と「青梨」を掛け合わせて作った「なつひめ」と「新甘泉」です。


鳥取産の梨

青梨の「なつひめ」は、二十世紀梨のような爽やかさをベースに、赤梨の甘みを持ち合わせます。一方、赤梨の「新甘泉」は芳醇な甘さとジューシーさをベースに、シャリシャリとした二十世紀梨のような食感を持ち合わせます。


長く楽しめる「とっとりの梨」


鳥取産の梨

こうして厳しい現実を前に、新たな時代を迎えた「とっとりの梨」。産地をあげて問題に立ち向かう中、品種改良を重ね、梨の旬を品種ごとにリレーして楽しむことができるようになりました。


全国の消費者が購入して味わうことも産地を守ることに繋がります。初夏から秋まで移りゆく「とっとりの梨」をひとつひとつ味わってみませんか。


鳥取産の梨
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